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オフィス
商い
大阪市中央区釣鐘町2-1-6
( Prologue )
初めてこの建物に足を踏み入れたとき、
思わず立ち止まってしまった。
空間やデザインがとても印象的で、
素材の手触りや光の入り方、静かな空気の流れまでが心地よく感じられる。
そこにいるだけで、時間の流れが少しやわらかくなるような。
都市の中なのに、公園のような、
どこか温かみがあって、
建築そのものが“居場所”になっている。
気づけば、この場所で過ごす時間が好きになっていた。
オフィスや住居が混在し、昼は働く人々、夜は暮らす人たちが行き交う天満橋に、新しいビルが誕生しました。
谷町線・京阪本線「天満橋」駅から徒歩4分。ビジネスパーソン、ファミリー層、観光客まで、幅広い人の流れがある好立地です。
周辺にはオフィスワーカーや近隣住民が多く、ランチ・ディナーともに安定した集客が見込める環境。大阪城公園や中之島公園へのアクセスも良く、週末の観光需要も期待できます。
そんなエリアに新しいランドマークとなる「CONCOM釣鐘町」が
完成したようなのでお伺いしてきました。

物件に到着するとまず、驚きました。
それは単なるテナントビルではなく、公園のように人が立ち寄り、滞在したくなる場所。
都市の喧騒の中にありながら、思わず深呼吸したくなるような開放感が。
建物全体は、光と風を取り込むやわらかなデザイン。
大きなガラス面と緑を組み合わせることで、内と外が自然につながる空間になっています。
この場を訪れる人は、建築そのものの心地よさに引き寄せられ、思い思いの時間を過ごせるだろうな。
建築が人を招き、人がまたこの場所を育てていく。
ここには、そんな新しい関係が生まれる予感がありました。



(SOUZOU!)
こんな場所だからこそ、ここに生まれる飲食店は“おいしさ”だけでなく“居心地”そのものを提供できる。
街の通りを歩く人がふと足を止め、コーヒーの香りに誘われる。
店の前で談笑する声が、街の風景の一部になる。
建物の中は、新築のスケルトン仕様。
自由度が高く、これから入る人の個性がそのまま形になる空間です。
全体で約63㎡。シンプルな箱ながら、奥には小さな「離れ」のようなスペースがあり、
この構成が空間におもしろいリズムをつくっています。
不思議と落ち着くこの場所は、設計の余白が心地よく感じられる空間。
離れを活かして、厨房と客席を分けたり、ギャラリーやワークショップのスペースにしたりと、
業態のアイデアが広がりますね。



テナントスペースだけでなく、共用部の空間やデザインも印象的。
素材の手触りや光の入り方、細部まで丁寧に設計されており、
建物全体にやわらかな一体感があります。
廊下や階段、エントランスに立ち止まると、
ただの通り道ではなく“居場所”としての温度を感じられる。
ここで流れる時間そのものが心地よく、
「この場所が好きだな」と思えるような空間でした。



